蟹源

EnCase(R)用キーワードパターンジェネレーター「蟹源」を作成しました。

http://www.ji2.co.jp/forensics/tools/

使い方としては下記の要領となります。
1.「元キーワードリスト」に1行/1ワードで.txtのキーワードリストを指定してください。
 注:この際のコードはWindows的にSJISとしています。
2.「パターン」を選択して下さい。
 1) パターン作成を行わない。
  キーワードはそのままで。
  3.の出力形式がEnCase用のファイル形式のみとなります。
 2) 半角 / 全角パターン
  単純に全体を半角 / 全角に変換します。
 3) 記号や文字種別で拡減幅を切り替える複雑パターン
  タイプミス等による半角 / 全角の入り混じったパターンの検出用です。
  新宿1丁目9番5号等、1と9と5が全角半角入り混じった場合の全パターン。
3.「出力形式」を指定して下さい。
 1) 1行 / 1キーワードのプレーンテキストで出力
  注:この際のコードはWindows的にSJISとしています。
 2) EnCase Keyword Import / Export txt形式で出力
  EnCaseのKeywordビューで使用するImport / Exportに適したtxt形式。
  これで出力することにより、EnCaseのKeywordビューでImportできます。
  注:この際のコードはEnCase仕様に沿ったUnicode(UTF-16LE)としています。
4.「コードページ」を指定して下さい。 - 3.で2)を選択した場合のみ
 EnCaseのKeywordの文字コードパターンを指定して下さい。
 予め使用しがちな物をチェックボックス化し、AnsiLatin-1とUnicode
 デフォルトチェックしています。
 その他の文字コードパターンを個別指定したい場合にはカンマ区切りで
 「その他」欄に入力して下さい。
5.「実行」を押して下さい。

その他細かい注意事項等については「Readme.txt」を参照して下さい。<名前の由来>
蟹工船的に愚直にKeywordをGenerateするツール → KaniCase(※)キーワードジェネレーター → KaniwordGenerator → KaniGenといった流れで。
※4/1頃リリースされる噂があった和製フォレンジック調査ツール